Stratus®Avance™ソフトウェア
〜止まらないビジネスを支える無停止型仮想化プラットフォーム〜
概要

ビジネス継続性をシステム連続稼動とデータ保全の両面から支える高度の信頼性を低価格で提供するStratus Avanceソフトウェアは、高信頼性ソリューションの概念を塗り替える画期的なソフトウェアです。
無停止連続稼動と仮想化を単一ソフトウェアで、しかも最小コストで実現。HAクラスタ・ソフトウェアや仮想化ソフトウェアのオプション機能では得ることのできない理想的な無停止型仮想化プラットフォームです。
極限まで簡素化された導入と運用の手順がもたらす徹底した使いやすさは、経済性とあいまって、あらゆる業種とさまざまな規模のビジネスに「意識することなく得られる無停止稼動の安心」を提供します。
特徴
標準IAサーバ2台が即座にフォールト・トレラント仮想化プラットフォームに変身
Avanceソフトウェアは、一組2台の標準IAサーバを、処理の中断やデータ喪失といった脅威からアプリケーションを守る無停止型仮想化プラットフォームに変身させます。2台のサーバに対して必要なAvanceソフトウェアは1ライセンスのみ。インストールはわずかな操作で短時間で完了します。
Avanceソフトウェアで得られる高信頼性のレベルは、HAクラスタ・システムやスタンバイ・システムとは明確に一線を画しています。内蔵の予兆検知機能が障害の兆しを自動的に検知し、適切な処理を行ない、状況を報告。一組2台のIAサーバ間でシステム・リソースが完全に共有されていることにより、特定のコンポーネントに重大な障害が発生した場合にも、他のコンポーネントに影響を与えることなく故障部分が切り離され、アプリケーションは中断することなく稼動を続けることができます。

Stratus Avanceソフトウェア連続稼動のしくみ
Stratus Avanceソフトウェアに内蔵された予兆検知機能が、ハードウェア・コンポーネントの状況を常時監視。
稼働するプライマリサーバの異常や障害の予兆を検知すると、Avanceソフトウェアは稼働を中断することなく障害が発生したコンポーネントのみをシステムから切り離し、すべてのゲストOSとアプリケーションをセカンダリサーバへとライブマイグレーションにより移動させ、障害状況を管理者に自動通知します。
この間アプリケーションやサービスは停止することなく稼働を続けます。

Stratus Avanceソフトウェアが2台の物理サーバのリソースを活用して二重化無停止運転をしているため、極めてシンプルなシングルシステム・イメージでの運用をユーザ様にご提供します。
HAクラスタシステムとの違い
今日まで、実際の運用で問題なく使いこなせ、しかも投資効果に見合う高可用性ソリューションというものは存在しなかったと言っても過言ではありません。
システムの稼働時間を延ばすことを目的に開発され販売されているHAクラスタ製品ですが、その導入効果は様々で、ひとえに専門のIT要員の技術力に依存しているというのが実情です。
その複雑で時間のかかる実装作業がHAクラスタ・ソフトウェアを扱いにくく導入し辛いものにしている大きな要因です。導入時のプログラミングとテスト、繰り返し行なう動作検証の作業に加えて運用管理の負担は、多くの組織にとって受け入れ難いコスト増をもたらしています。
Stratus Avanceソフトウェアは、ダウンタイムの発生を予防するという、HAクラスタ・ソフトウェアとは根本的に異なるアプローチでソフトウェアによるシステムの無停止化を可能にしました。最小の導入コストで手に入れることのできる無停止型仮想化ソフトウェアStratus Avanceは、使い易さを追求した導入手順と一元管理コンソールによるシンプルな運用により、ビジネス・クリティカル・アプリケーションのフォールト・トレラント・プラットフォームを即座に構築できる、正に"使いこなせる"無停止型仮想化ソリューションです。
システムの信頼性対策にかける時間とコストを抑制

Stratus AvanceとHAクラスタの根本的な違い
